瀬戸市 交通事故 下肢機能障害
 
 股関節には,屈曲・伸展,外転・内転,外旋・内旋という6つの種類の運動があります。このうち,股関節においては,屈曲・伸展,外転・内転という3つの種類の運動が主要運動とされます。主要運動とは,各関節における日常動作にとって最も重要なものをいいます。多くの関節にあっては,主要運動は1種類しかありません。しかし,股関節には,屈曲・伸展,外転・内転という4つの主要運動があります。多方向に動く関節のため,制限が起こりやすい関節でもあります。
 
ひざ関節には,屈曲・伸展の2種類の運動があります。屈曲・進展は同一面の運動です。ひざ関節においては,この屈曲・伸展という2種類の運動を主要運動として取り扱います。
 
 
 足関節には,屈曲・伸展の2種類の運動があります。足関節における主要運動は屈曲・伸展とされています。
 
 なお,足関節には参考運動がありません。そして,関節機能障害の評価においては,参考運動を評価の対象とする場合として,主要運動の可動域が1/2ないし3/4をわずかに上回る場合とされています。したがって,そもそも参考運動が明確に設定されていない足関節においては,参考運動を評価の対象とする場合が観念できないため,主要運動の可動域が1/2ないし3/4をわずかに上回る場合であっても,単に機能障害に当たらないという評価を導くことになると判断されます。